What's in the box?

NOT FOUND

CHE.R.RY

春の訪れなるものを早くも感じられる気がする.

季節や気温の変化は人間の感情にどれほど影響を与えるものなのかを知らないが,暖かく過ごしやすい快晴の日に私は哀愁を強く感じてしまう.

灰色の雲が空を覆い,冷たい雨がしとしとと降る日の方がずっと心理的に過ごしやすい.

 

 

 

奇妙に優しすぎる環境を拒絶しているのか?それとも拒絶されているのか?

単に素直じゃないだけか?

 

 

 

何故かは分からない.

まぁ,良いや.

 

 

 

 

ここ最近自分の研究対象にしている作家の作品を除けば日本語で書かれたものばかりを読んでしまっている.使っていない脳の一部を定期的に動かす意味も含め,積読状態にあった2冊の本を読み始めることに.

 

f:id:DnotfoundK:20210227150510j:plain

 

まず左の本は,馬鹿高い送料を払ったのでおそらく豪華客船か何かに乗せられてはるばる日本にたどり着いたと思われる,このブログでも綴ったデンマークのサイトで注文した本のうちの一冊.

Mr.Childrenのデビュー年に生まれたInger Christine Løweの処女作.

たまたまDRで特集されているのを目にした本作品は友情と恋愛感情の境界線,sexという行為,そしてセクシュアリティに関することがテーマとしてあるそうで.

 

その辺の問題において,ここ最近私にはある種の欠陥があると思われて仕方ないのだが,最近流行りのジャンルでもあるし,130ページもないぐらいの量なので比較的楽に読めるだろうと思い,恋しちゃって星の夜に願い込めてメッセージ送信的な話ではないことを星の夜に願いながら読み進めている.読了したらまたここにでも書こうかと.

 

 

そして右の一冊は,おそらく作品か作者の名前は誰もが一度は耳にしたことがあるだろう,Kazuo IshiguroのNever Let Me Go

実は以前に結構読み進めていたのだが,とある事情で全く時間を割けなくなってしまい,本棚に積まれてしまっていた.

英米文学を原書で読む機会を作れていないのでそのきっかけになれば,なんてね.

 

 

 

 

さてビールの時間まで早速前者の続きを読もうかな.